• 本田健さんの著書「決めた未来しか実現しない」から学ぶ「願望実現に導く4つのステップ」として、前回記事ではステップ1、2をお伝えしてきました。
    今回は具体的な願望実現の方法に迫るステップ3、4をお伝えしていきます。
    (ステップ1、2は前回記事参照)
  • ステップ3 ランデブーポイントを設定する

  • 夢が叶う「未来の一点」とそのために必要なものが交差する運命の待ち合わせ場所のこと。あなたの夢の実現には具体的には何と何が遭遇する必要があるのかを描いていきます。

    ここまでの一連の流れでは、旅に例えるなら「いつか海外に行きたい」と考えて、1人旅への不安も消した。でも、具体的にいつ、どこへ、どうやって行くのかはまだ決めていないという状態です。

    ここからは、その「未来の一点」=「ランデブーポイント」を具体的に決め、いよいよ願望実現の旅に出発できるようにするステップです。

    ランデブーポイントの設定方法

    1、まずはあなたの願望を明確にしていきます

     

  • 願望について、本田健さんはこう言います。
    願望には、「幻想」「夢」「目標」「予定」の4つのレベルがあると考えています。
    この段階では願望をより「予定」に近い感覚にしていきます。

    願望を明確化するときには次の5つのポイントに注意すること。

    ①ニーズを願望と間違えない

  • 願望とは、純粋に「起業したい!」「出版したい!」「世界中で講演したい!」などの「こういう事をやりたい」という思い。
    それをやって「叶ったら尊敬を得られるだろう」「有名になれるだろう」といった二次的感情をメインにした思いにすると願望実現の過程で罪悪感にかられたり、競争が起こったりして実現を阻まれやすくなる。

    ②自分だけではなく周囲もワクワクする願望にする

  • 自分だけ、自分の近い人だけ、といった狭い範囲の人しかワクワクしないものは、なかなか叶いません。自分もワクワクして、全ての人が喜ぶような願望であること。

    ③到達点のイメージ、状況をできるだけ具体的に想像する

  • イメージを広げ、到達点で実現できている数字を盛り込んだり、状況を具体的にしていくこと。

    ④達成の是非が明確になる指標を設定する

  • 「売上をアップさせたい」といった抽象的な表現ではなく、達成したかどうかが判断できるような内容にすること。

    ⑤実現したい時期、タイミングを明確にする

  • 実現するのは3年後なのか、1年後なのか、期限を具体的に決めること。

    2、次に願望達成に必要なものは何か、を考えてきます

     

  • あなたの願望達成に必要なものは何でしょうか?人、環境、応援、スキル、才能、チャンス、出来事など、願望達成には様々なものが必要。それを挙げていくこと。

    そして、これらがいつ、どのような形で出会うとよいか、を考えていきます。

    ここまでできたらランデブーポイントの設定は完了!
    世に溢れる他の願望実現法と、本田健さんの願望実現法とで、大きく違うポイントは、まさにこの「ランデブーポイント」だと思います。

    よりランデブーポイントを設定しやすくなるための意識を下記にあげておきます。

    ・ランデブーポイントは、願望実現に必要な要素が全て引き寄せられる場所であり、願いが叶う地点である。

    ・一般的な目標設定では、目標を決めた後はそのために現実的に何をやる必要があるかを考えていく。ランデブーポイントの設定でも同じように考えるが、これに加えてこの時どんなシンクロニシティが必要かも考えていく。言葉を変えるなら、一般的な目標設定では、自分の努力で何とかなりそうなものの範囲でやるべきことを考えていくが、ランデブーポイントの設定では、これに加えて、普通に考えたら自分の努力だけではどうにもならなそうな事まで設定していく。

    例えば、本を出版するというランデブーポイントを設定したら、自分から売り込むのではなく、向こうから話がやってきたり、10万人の読者との出逢いやテレビ出演等のシンクロニシティが重なって実現していく、というイメージ。
    つまり、自分の願望をより具体的、明確にし、それが叶うためには何が必要か、どんなシンクロニシティが起こる必要があるのかを考える作業である。

    ・メンターは最高の自分の未来を見せてくれる。ランデブーポイントの設定とは、すでにあるいくつもの未来の種の中から最高の種を選ぶこととも言える。最高の未来を選ぶためには、そもそも自分にとって最高の未来がどういうものかがはっきり見えている必要がある。あのメンターのようになる、ということができたら最高だなとワクワクしたなら、それがあなたにとっての最高の未来の1つになる。

    ・ランデブーポイントの設定とは、別の見方からすると、自分が本来居るべき場所を見つけることとも言えます。人にはそれぞれ、本来その人が居るべき場所がある。もし、あなたが今いる場所に違和感を感じていたら、積極的に場所を変えていくタイミングが来たと考える。それをやらないと本来あなたが居るべき場所には、たどり着くことができない。

    ・実現までのルートをいくつか探ってみる。
    願望達成には、その目的地へのルートと手段があるはずです。そのためには下調べと準備が必要。願望達成までにはどのようなルートがあるのか、どのような手段があるのか、何が必要かなどを調べ、はっきりさせます。これが出来て初めてランデブーポイントの設定に取り掛かれるのです。

    ・紙に書くと願望は実現しやすい。それは頭の中ではっきり夢をイメージできるから。夢を紙に書いた方が意識が向きやすく、その結果実現しやすい。
    ただし、これだけでは願望実現することができない。と本田健さんは言います。

    なぜなら、違うレベルに行くことが必要だから。シンクロニシティを呼び寄せて、願望実現へと導くためには「次元上昇すること」が必要です。

    ステップ4 ワクワクを追いかけて次元上昇を起こす

    ランデブーポイントで実現に必要なものを遭遇させるためには、シンクロニシティを引き寄せていきます。

    今までと同じ仕事をしていても注目度が違ったり、報酬が何倍かに跳ね上がったり、仕事の幅が劇的に広くなるのが次元上昇である。

    次元上昇は次のような出来事があったときに起こりやすい。

    ・人生のイベント・・・就職、留学、結婚、出産、離婚、転職、独立など

    ・運命的な出会い・・・パートナー、メンター、仕事、土地、ライフワーク、考え方など

    ・働き方の変化・・・昇進、起業、フリーランス、リタイヤなど

    ・何かの達成・・・資格取得、作品の完成、創業○周年、大きな売上、大きな評価、大記録、頂上など

    ・社会的な立場の獲得・・・新たなポスト就任、賞の受賞、〇〇デビュー、代表入り、当選など

    こうした出来事を機に、日常的に付き合う人たち、住む場所や普段いる場所、収入の金額と稼ぎ方、人生のノリ・感覚、社会的立場・影響力などが、それまでとはガラリと変わるような状況になる。

    ただ、多くの人はこの変化を恐れてしますが、安定志向のままでは何も変わらない。次元上昇を起こそうと思ったら安定志向から出ると言う習慣をつけなくてはいけない。
    次元上昇もたらすチャンスや出来事に出会うと私たちは主に次の5つの感情を味わう、と本田健さんは言います。

    ①無価値感
    自分にはふさわくない、自分で本当にいいのだろうか、自分には無理、など
    
    ②心配・疑い
    自分にできるのだろうか、こんなにうまい話が来るなんて何か悪いことが起きるのではないか、など
    
    ③恐れ
    ここに足を踏み入れたら全てが変わってしまう、もう後戻りできない、など
    
    ④ワクワク
    すごいぞ、なんて素敵なんだ、など
    
    ⑤好奇心
    どんなことが待っているんだろう、など
    
    もし、このような感情が湧いたら、ぜひ「これは次元上昇の兆候ではないか」と思ってみて下さい。
    
    
    次元上昇して自分の住む世界を変えなければ、人生の要素は変わっていかない。ランデブーポイントに到達する=願望が実現するまでには、必ずこの次元上昇が、何度も来る。その都度、自分がいる世界が変わっていく。

    まとめ

    次元上昇のタイミングでは、マイナスとなる次元下降もあると、示唆している。良いことばかりではなく、当然、自分でコントロールできないような予期せぬ出来事も起きてくるが、それは人生における学び(本ではレッスンと表現)がやってきている。

  • そして、1つの出来事には必ず、光の部分と闇の部分があるので、その両方を意識的に探していくことで一見、マイナスだととらえられることであっても、そこにプラスがあることを見つめていくこと、というのが書かれていますが、そこまで示唆されているのが、願望実現していける人が持ち得る精神性なのだと思う。

    この記事を書きながら、改めて自身が様々なところで学び、実践してきたことがコンパクトにギュッと凝縮されていると感じで、願望実現法でありながら、最高の人生を贈るための指南書として最適です。
    出版を目指し、願望実現をしたい人にとって、ぜひオススメしたい本ですね。