こんにちは!
著者のためのビジネスプロデューサー 足立裕亮です。

出版をしたい方、もしくは、出版をしたいけど、どうしたらいいのかわからない、という方が弊社BeMovedへよく相談に来られます。

代表の城村からは、日頃から出版をするため、著者になるためには、「強みの明確化」が必要だとお伝えしています。

「強み」を明確にすることで、自分の得意なところを軸にして出版企画書をつくる、ということはとても大事なことですが、これまで自分の「強み」を自覚できていない方にとっては、どんな手順で「強み」を明確にしていくと良いのかわからないかと思います。

実は、「強み」を明確にする上で理解をしておくべき、考え方があります。それは、「強み」と「才能」を切り分けて理解をすること。

今回は、なぜ、「強み」と「才能」を切り分けて理解することが大事なのか、その理由をお伝えしていきたいと思います。

著者が強みを明確にするメリット

そもそも、なぜ、出版したい人、著者になりたい人に対して「強みの明確化」をオススメしているのか、をお伝えします。

・既存の本と差別化ができる

「強み」を明確にすることで、差別化するための切り口が持てるようになります。

同じような本が書店に並んでたとしても、「こんな感じの本、以前あったよな。。。」と手に取らないかと思います。

これまで出版されてきた本と違う切り口であり、差別化ができているからこそ、新鮮さを感じ、「なんだか面白そう!」と人は手に取るわけですよね。

最近、健康関連においても様々な切り口が出てますね。

・もんでヤセない身体はない 燃焼系 「美圧」マッサージ
 ・90日間で10kg減! 書きこむだけで未来が変わる自己管理ノート
 ・一生太らない魔法の食欲鎮静術
 ・マスクつけるだけダイエット
 ・ヤセたければ、腸内「デブ菌」を減らしなさい! - 2週間で腸が変わる最強ダイエットフード10
 ・一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書
 ・漢方医が教えてくれたズルしてもヤセる秘密の食べ方
 ・オトナ女子のための食べ方図鑑 - 食事10割で体脂肪を燃やす

(Amazon>本>ダイエットで検索。1ページ目より抜粋)

「ダイエット」というテーマだけで、これだけ多くの他と違う切り口が出てくるのも、差別化のためであり、手に取ってもらうためですよね。

・企画者企画書が通りやすくなる

上記、理由から同じような切り口だと出版企画書が通りにくくなるわけです。
他と違う、まだ世に出てないからこそ、出版社とっても魅力を感じるわけです。

・自分の力が活かせる

自分の得意なところなわけですから、その観点での企画書だからこそ、あなた自身も伝えやすいし、あなただからこそ伝えられるものになっていくわけです。

また、上記を見ていただくと分かる通り、「周りから選ばれるための視点」と「自分が得意という視点」という2つ視点が混在をしてるのです。

出版において、またビジネスをするにおいても、この2つの視点が統合されることで結果につながりやすくなるので必要なのですが、「強み」を明確にするという作業においてはとてもわかりにくく、混乱を招きます。

ここが「あなたの強みは?」と聞かれた時に、多くの人が答えられない大きな理由の1つです。

というのも、「周りから選ばれるための視点」と「自分が得意という視点」というのは、全く違う要素だからです。

そのため、「強み」を明確にしていくためには、「周りから選ばれるための視点」と「自分が得意という視点」とを切り分けて考えていくことが必要です。

それが、「強み」と「才能」を切り分けて理解をする、ということです。

「強み」と「才能」は違う

そもそも、「強み」と「才能」は違うものです。

「強み」も「才能」も誰にでもあるものですが、まず「才能」についてお伝えしましょう。

・「才能」とは?

「才能」と聞くと、「一部の人だけが持っている特別な能力のことですよね」とか、「自分には才能はないから、、、」と言う人が多いですが、「才能」は誰にでもあります。

「才能」というのは、どこまでいっても、自分だけの観点における能力です。そこに他人との比較の要素はありません。

「才能」とは、

才能とは、誰もが持っている能力
 才能とは、自分が自然にやってしまうこと
 才能とは、自分が情熱を持ち続けられること
 才能とは、自分の無限の可能性が広がること

です。

「才能」を定義づけると、「才能」=「価値観」×「能力」であり、繰り返し磨かれている能力のことです。

これまでの人生経験の中で、繰り返される感情・思考・行動パターンがあるはずです。その繰り返されるパターンによって、自ずと磨かれる能力が「才能」です。

だから、「才能」は誰にでもあります。

この繰り返されるパターンは、知らず知らずのうちに、また、自分が興味・関心があったり、好きだからこそ、同じような感情・思考・行動のパターンができていきます。

繰り返されるパターンによって、何度も、何度も、これまでの人生で能力として圧倒的に磨かれているので、結果、他の人より得意になっているケースが多いです。誰でも、これまで生きてきた人生において、何かしら経験をしてきてるわけですが、その経験は意識的にも、無意識的にも求める欲求があるからこそ、その経験ができてるわけです。

小・中・高と12年間英語を学んでもほとんどの人が英会話ができないですが、海外の人とコミュニケーションしたい!といった欲求があれば、英会話教室に行ったり、語学留学したり、といった経験を自ら行い、英会話ができるようになるのと同じように、欲求があれば、その欲求につながる経験をしているはずです。

その行動への動機が「価値観」であり、「価値観」があなたの日頃の感情・思考・行動の指針になっています。そして、価値観は、人それぞれ違います。

※人の行動への原理原則:感情→思考→行動→結果である。その根底に価値観がある。

その価値観をつくりだす源泉は、幼少期から大人へと成長する過程の中で感情的に大きなインパクトが強烈なトリガーとなって、人生を賭けてまで追い求める強い価値観となるのです。その価値観の源泉となるのが欠乏感です。自分にとって得たいのに得れていないと感じるコトです。

あるダイエットの専門家の方の例ですが、過去の一番容姿が気になる青春時代に太っていたという経緯があります。なんとか痩せてモテたい、それでも周りからはデブ呼ばわり。辛く、惨めな時を過ごしていたのです。それがまさに欠乏感です。
でも、なんとか痩せたい!美しくなりたい!その美への強い欲求が価値観となり、痩せるだけでなく、美しくなるためにあらゆる手段方法に取り組んだり、様々な情報を得てきた訳です。これが価値観からくる行動ですね。

”ない”と思うから”得たい”のです。”得たい”から行動につながるのです。

ここまでお伝えした概念の関係性を図にするとこんな関係性ですね。

「才能」をつくりだしている経緯まで話が展開してきましたが、いずれにしても、「才能」を自覚し、「才能」を生かしていくことで、自身の存在も活かされ、喜びにもつながっていきます。

ここまでは「才能」について伝えしてきましたが、次は「強み」について伝えていきましょう。

・強みは相対価値

「強み」も能力ではありますが、他と比較した時に相対価値として秀でている能力が「強み」となります。

これは以前、「強み」を出版に活かすために知っておくべき大前提とは?という記事でも伝えてきました。

あなたが出版する、もしくは、ご自身のビジネスを行うとなると、多くの場合、すでに競合がいますね。その取り組むテーマ・業界・ジャンルの中で、周りとの比較によって自分が秀でているコトは何なのか?そこが結果的に「強み」になるわけです。

人は多くの「才能」という能力を持っていますが、あなたがどんなテーマ・業界・ジャンルに取り組むのかによって、「強み」は変わってくるのです。それは比較する対象が変わるからです。

そのため、類書調査・競合調査を踏まえて、自分の才能の中から、どれが「強み」となるのか?を検討・決定していくことが重要です。

そうすることで、自分の喜びにつながる「才能」が、「強み」に活かせることができるのです。

このように「強み」と「才能」とは切り分けて考えていくことが重要です。

強みを明確にするには、まず才能の自覚から

「強み」と「才能」とを切り分けて考えていった事例をお伝えしていきましょう。

あるボイストレーナーの方がいらっしゃいました。

その方は地方出身で若い頃、方言のイントネーションがなかなか直せなかったのです。アナウンサーを目指していたので、地方のイントネーションは致命的なのだそうです。トレーニングの先生に何度も指摘され、何度もやり直しをさせられ、ということを繰り返していたそうです。

そこで「なぜ、自分だけできないんだろう、、、」という強い挫折を感じたそうです。他のアナウンサー志望の人からすると当たり前に標準語でしゃべれるところを、自分はできなかったというこれが強い欠乏感となり、ちゃんと伝えたい!という欲求から、どんどん「伝える」という力が磨かれていったわけです。

そこから30年以上も「伝える」という力を磨き続け、仕事でもプロのナレーターや司会として活躍されています。司会などはやり直しはできません。リアルなその本番の場面で臨機応変に対応する力が求められます。そこで相手の状況や表情を瞬時に読み取り、どんな場面でも盛り上げる力なども磨かれています。「伝える」という「価値観」から繰り返される現場の場面で磨かれた「才能」ですね。

その方がもっとボイストレーナーとして「伝えるプロ」を輩出する教育をしたいと、コンサルティングさせて頂きました。

ここでどう「強み」を打ち出すのか検討するのに重要なのが、競合調査です。

他のボイストレーナーの方々は、すでに仕事で伝える力を必要としている仕事、例えば、セミナー講師や講演家だったり、アナウンサーの卵だったりという方を対象にビジネスをされていたのです。そのため、同じ土俵で相撲を取るよりは、別の土俵をつくった方が勝てる勝負なりますね。

この方の場合は、これまでの経験で全くの素人の方でも、伝えるプロに育て上げるメソッドをお持ちであったこと。また、ご本人が子供の頃は人前に出るのが苦手だったそうです。ご自身にも自信がなかった中で高校での放送部での経験で、人生が激変して、一転して明るく、自信をつけ、個性を開花させていかれた経験をお持ちでした。

そのため、この方の場合は、もう既に伝えることを仕事にしている方をターゲットにするのでなく、声の仕事を若い頃にしたかったもののできなかったアラフォー女子の方向けにしたのです。
そうすることで、素人からプロに育てあげるという独自のポジションを築いて活躍されていらっしゃいます。

このように、まずは「才能」を自覚した上で、「強み」を検討していく、という2ステップで考えていくことで、あなた自身が活かされる「強み」となっていきます。

ぜひ、この「強み」と「才能」を切り分けて理解をする、ということを踏まえて、整理してみてください。

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