こんにちは!
著者のためのビジネスプロデューサー 足立裕亮です。

昨日は、「たった一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法」出版記念講演会@リッツ・カールトン東京に参加して来ました。

著者は高校時代の同級生であり、継続的に互いにビジネスの相談をし合う仲間、原 邦雄。

彼は4冊出版し、累計5万部以上の著者であり、「ほめ育」というほめて人を育てることを体系化し、企業への売上アップのコンサルティングのみならず、「どんな人も、ほめられるために生まれてきた」という本質を元に、「ほめ育を通じて196カ国の人たちを輝かせること」をミッションに、夫婦や親子、幼稚園や学校教育、日常の人間関係で「ほめる」ことを世界に広めていっています。

そして、なんと!あの本田健さんがゲストセミナーです。

会場には、15万部の著者さんもいれば、多くの著書を出してる方もいらっしゃり、200人を超える方々が応援に駆けつけています。

彼は、独立してたった5年で、世界の本田健さん(世界のベストセラー作家、トップ講演家が集まる団体、変革リーダーシップ評議会、TLC(Transformational Leadership Council)日本人初のメンバーとなっています)とコラボセミナーを実現できるまでのステージに来たのです。

本田健さんがこれまでコラボセミナーをした人でいうと6人目だそうです。そして、本田健さんからも「原さんは更に成功のステージに上がっていきますから」と言われていました。
これって本当にすごいことです。

今回は、これを読んで頂いている、自分のステージを上げたい!出版したい!成功したい!と考えている方に向けて、昨日の講演会から僕がプロデューサー視点で感じた、「誰もが応援したくなる共感コンセプト」をテーマにお伝えしていきます。

著者も最初から成功があるわけじゃない

彼のこれまでの軌跡として、

・某有名コンサルティング会社でコンサルタントとして活動。

・「現場を一番理解するコンサルタントになりたい」と転職。
 ラーメン屋に2年間住み込みで、汗まみれになりながら現場経験を重ね、
 店長になり、スーパーバイザーへ。

・「ほめる」を体系化して、ほめて人を育て、現場の売上を上げる
 ほめ育コンサルタントとして、独立。

・起業して2年でアメリカでセミナー実施。

・飲食店・サービス業から、教育・介護業界の現場を輝かせ、
 出版をし、更にクライアントが増えていく。

・更に後世に、この「ほめ育」のメソッドを残し、
 世界の人を輝かせたいと、一般財団法人 ほめ育財団をつくる。

・中国、カンボジア、ベトナム、インドなど海外で「ほめ育」を広める活動を続け、
 300名を超える「ほめ育」を広めるナビゲーターを増やし、
 夫婦や親子、幼稚園や学校教育、日常の人間関係へ広めていく。

そして、今回の子供から大人まで読みたくなる、「たった一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法」の出版に至っているのです。

同級生ということもあり、昔、彼がそもそも何をやっていったらいいのか、ということに悩んでいた時期も知っています。

最初はたった1人でこの「ほめ育」をテーマに活動していった訳ですが、ほめることに慣れていない我々、日本人にとって馴染みにくく、「ほめるのなんか気持ち悪い」「ほめたら調子に乗るだろう」など受け入れられないこともあったようです。

最初はたった1人の想いから始まっています。本当に人を笑顔にできる!という強い想いを持って継続的に、そして、圧倒的な行動量で前に突き進んでいったのです。

そこから、1人、2人、3人と仲間が増え、応援してくれる人も増え、また引き上げてくれる人もいて、紆余曲折ありながらも、一つ一つステージを上げてきているのです。

何が応援されるポイントなのか?

著者として、ビジネスをする経営者として、なぜ、短期間でこれほどまで活躍できるようになったのか?

本人の人懐っこいキャラクターや人間力、圧倒的な行動力などの個人の力は当然あります。

ただ、僕がプロデューサー視点で見て思うのは、個人の力だけでなく、この「ほめ育」というコンセプトが多くの人の共感を呼んでいるからこそ、仲間が増え、応援者が増えてきているのだと思います。

というのも、「ほめ育」というのは、「ほめて育てる」わけですが、表面的な「ほめる」ではなく、あなたの良い所はここですよ!と心が震えるほどの「ほめる」ポイントを伝えていくわけです。

誰も怒られたくないし、嫌な思いをしたい訳じゃなく、ほめられたり、自分のやっていることが報われたり、自分のことを認められたりしたいのです。

あなたも思い返して欲しいのですが、これまで生きてきて、誰かに言われた言葉が自分を救い、その言葉があったから頑張れたという言葉があるのではないでしょうか。

それだけ人の可能性を信じさせることができるのに、多くの方がほめられずに生きてますし、相手のことをほめずに生きているのです。

でも、ほめられたらメチャクチャ嬉しい。それが自分の人生を変えるぐらいの言葉になっていくのです。

多くの人が、そのことを求めていたということなんでしょうね。

ここに、この「ほめ育」というコンセプトの良さがあると思っています。

まだ表面化してなかったり、まだ言葉にはできてないんだけれども、多くの人が感じているフラストレーションや求めていること、それを満たしてあげられることであるからこそ共感力を生んでいるのではないでしょうか。

そして、誰にとってもこれはいいものだから!と応援してくれる人が増えていくのです。

誰もが応援したくなる共感コンセプト

実際に、売れているものの中で、”多くの人が感じているフラストレーション”や、”もっとこうだったらいいのになぁという欲求”を満たしているからこそ、売れているという事例を見ていきたいと思います。

「嫌われる勇気」


2016年に発売され、150万部を超えるベストセラーになっている「嫌われる勇気」の読者は、若い人が多いそうです。年功序列が崩壊し、副業OKの企業も現れ、新しい生き方が模索されるような時代に変わってきている中で、「もっと自分の人生を生きたい」という考えを持った人が増えて来たのでしょう。
その時代感の中で、著者の一人である岸見一郎氏は「嫌われることを恐れてはいけない。自分が言いたいことを言わなければいけないし、やりたいことはやらないといけない」と勇気づけられたのではないか、と言われています。

実際、僕は前職の研修会社で多くの企業の新人・若手研修に携わっていましたが、年々、骨のある人というか自分の意見・考えを臆することなく伝えていく人は見られなくなり、代わりに「周りの様子を伺い、その場の正解探しをしていく新人・若手」が増えていくのを目の当たりにして来ました。

「嫌われることを恐ることなく、勇気を出して自分の言いたいことを言い、やりたいことをやりたい」という欲求に対して、この「嫌われる勇気」が満たすことができ、共感を呼んだのだと思います。

「超一流の雑談力」


こちらも昨年、2016年に売れた「超一流の雑談力」ですが、著者の安田正氏は企業・団体向けを中心とした語学とコミュニケーションの研修会社の経営者であり、講演家でもあります。

人のほとんどの悩みが人間関係に行き着くと言われる中で、口下手・話し下手な人も多く、「会話が続かない」「有意義なコミュニケーションができない」という悩みに対し、「意味のある雑談をする」というコンセプトが見事にハマったのではないでしょうか。

雑談は、無駄話ではなく、人やお金を引き寄せる武器となり、意識的に雑談を活用することで、仕事や人間関係がスムーズにできるという、実践で活用できる具体的なノウハウが詰まっていることも、後押ししているのでしょう。この本のテーマで大手企業が研修に雑談力を取り入れたケースもあるようです。

また、ビジネスで共感されるコンセプトが見られるケースとして、

無印良品

国内はもちろんのこと、世界各国に展開されている小売店になった無印良品ですが、立ち上がった当初は、高額・派手・無駄のバブル経済でデザイン過剰の状況だったのです。

そこに相反するエネルギーとして、もっとリーズナブルで、本当に必要とするものを無駄のない必要十分な形で良いという欲求があり、そこに「偏りのない美しい無印の商品を提供したい」という想いを形にしていき、徐々に受け入れられていったというケースでしょう。

実際、無印良品の標榜するのは、「これがいい」ではなく、「これでいい」という飾らない物事の本質を求めた想いを「無印良品」という言葉につながっていますね。

まとめ

ここまでお伝えしてきていかがでしょうか。

共感されるコンセプトは人々に共感を呼び、応援されるようになっていくのです。

出版でも、ビジネスでも企画という観点では、いかに人の心を動かせるかが大事ですね。

そのコンセプトを考えていく際のポイントは、世の中の時代の流れを踏まえつつ、

・多くの人が感じているフラストレーションは何か?

・多くの人がもっとこうだったらいいのになぁと感じていることはどんなことか?

この問いに対して、あなたの専門性・テーマから、何かその助けになるようなことはないのか、をぜひ考え、洗い出してみてください。

そこに共感されるコンセプトのエッセンスが詰まっています。
それでは、また。

今回の出版記念講演会の本田健さんのお話も非常にインスピレーションをいただきました。
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