多くの人が「才能」という言葉を聞くと、「自分には関係ない、一部の人だけが持ってる能力でしょう」と言われます。

それは「才能」に対しての誤解があるのでそう思ってるだけなんです。

実は、「才能」は誰にでもあるのです。自分ならではの才能に気づけたらどうでしょうか?とても自分の可能性が広がると思いませんか。

「才能」に対しての誤解と定義をお伝えしていきながら、僕が実際にクライアントさんに対して才能発掘を行っているコンセプトや事例を元に才能が磨かれてくるメカニズムを理解をしていただくことで、自分の才能に気づけるようになり、人生を変える視点を持てるようになります。

才能に対しての誤解

普通の人生を歩んできた自分には、「才能」なんていう特別なものはない!
そう思っていませんか?

多くの人が「才能」に対して誤解して理解をしています。

・生まれつき持っている特別な能力である

例えば、耳に入ってきた音を「これはソの音だ!」と聞き分ける絶対音感を持っていたり、見えないものが見える力や、圧倒的に身体能力が違うなど、生まれながらにして特別な能力を持っている人はいますね。それだけを「才能」だと思っていないでしょうか。

私たちには、生まれた後に後天的に磨かれて身に付けた能力=才能がいっぱいあります。

・一部の特別な人だけが持っているものである

オリンビックに出るようなアスリートやプロのミュージシャン、アーティストなど世界で活躍し、人間の可能性に挑戦をし続け、記録を更新するような特別な人だけが持っている能力だと思っていませんか。
このような人たちは圧倒的な努力のもと、その結果を手にしています。同じことを繰り返し、繰り返し、反復練習をするからこそ、ここぞと言う時でも発揮できる能力になってるわけです。

私たちにも自分の興味・関心が向いたテーマにおいて、これまでの人生の中で繰り返し、繰り返し、磨かれてきている能力があります。あまりにも自分の中ではそれが当たり前になっているので、多くの人が自覚してないんですよね。

このように「才能」に対して誤解をしたまま理解をしている人が多いのも、自分のできていないところばかり意識が向いてしまう傾向が強いからだと思います。
「いえいえ、自分なんてまだまだ、、、」と日本人の謙虚なところと言えば美しいですが、一方で自分の可能性に光を向けていないとも言え、非常にモッタイナイです。

モッタイナイだけではなく、自分自身の認識によって世界を見ているとしたならば、自分が自分に対しての見方が変わると、人生が変わると思っています。

才能とは?

それでは「才能」とは何でしょうか?

才能とは、誰もが持っている能力であり、

自分が自然にやってしまうこと
自分が情熱を持ち続けられること
自分の無限の可能性が広がること
自分ならではのもの

です。

これだけだと漠然と掴みにくいところもあると思うので、定義づけるとすると、

才能は、これまでの人生で繰り返されるパターンから、自然に磨かれてきた能力です。

例えば、知っている営業マンで、新規のお客様と初めての面談の際に、挨拶をしてパッと席に座り、一言言葉を交わした瞬間に、「あ、今日の面談は契約できる!」と契約の可否が瞬時にわかる、という方がいます。

それはこれまで何度も、何度も、商談という場を繰り返してきているので、相手がこちらへの信頼度やサービスを求めている欲求の強さなどが、何かしら相手からの気配で感じ取れているんですよね。

繰り返しているから自然に磨かれています。

人はこれまでの人生の中で繰り返してきているパターンがあります。感情・思考・行動で繰り返してきているパターンがあるのです。

いつも人の表情や話すトーンで相手の心情を読み取ることをずっと繰り返してきていたり、複数人で話しをする際には必ず笑えるエッセンスを入れないと気が済なかったり、自分が持っているお金や資産を全て把握してしっかりと管理ができているとか、人によってその繰り返されるパターンは違います。

また、人生を大きく変えるほどの才能から、日常の中で些細な才能もありますね。

例えば、資料作成の時にフォントや大きさ、どこから文字が始まるのかまでが揃っていないと嫌で、常に意識を配って作成しているなど、ちょっとした才能もあります。

まさに自然に磨かれてきていますよね。

このように後天的に磨かれてくる能力も才能です。誰でもこれまでの人生で何かしらの経験をして生きてきているので、人は様々な才能を持っているということです。

でも、自分の中で当たり前なこと過ぎて、気づいていないからこそ、意識的に活用できておらず、折角持っている才能を開花できていないのです。

だからこそ、気づいた人だけが才能を開花できる人になるのです。

才能が磨かれるメカニズムとは?

才能は、これまでの人生の中で、繰り返してきているパターン(感情・思考・行動)により自然に磨かれてきた能力だ、とお伝えしました。

では、どうやって人生の中でそのパターンが生まれるのかという、才能が磨かれるメカニズムに迫っていきたいと思います。

人生で繰り返してきているパターンを見つけられると、自分の才能に気づけるようになってきます。

それではなぜ、人生の中でパターンが生まれるのでしょうか?

それは、欠乏感が源泉となっています。

欠乏感とは、自分が欲しいと思って求めていながらも得られていない、もしくは、得られていなかった欲求です。他の人は得ているのに自分は得れていないと思っている欲求です。

例えば、ある経営者の方は、ご自身が生まれた時には父親が事業をされていて裕福な環境で育てられていたのですが、幼少期に父親が亡くなられて生活が困窮するようになったのです。その方は長男だったので母親と弟・妹も含め、”自分がこの家をなんとかしなくちゃいけない”という想いが強く募ったそうです。僕自身も小学生の子供がいますが、急に父親がいなくなったとしたら天変地異が起こったような感覚となるでしょう。

その方はまだ幼いながらも”豊かに生活できる環境”と”父親からの愛情”を得られなくなったのです。そこから生まれたパターンは、”もっと自分が成長する”というパターンです。そのパターンが人生の中で繰り返され、社会人で企業で勤めてもビジネスにおける才能が目覚め、10年前に独立し、現在、タイで経営者として事業を年々拡大させていっています。

また、ある女性起業家の方は、幼少期の頃、家族団欒で皆が笑顔で食事する時間が大好きだったそうです。ただ、父親の仕事が忙しくなり、一緒に食事をしていても徐々に父親の笑顔が見れなくなってきたそうです。おそらく仕事が気になって、食事しながらも仕事のことを考えていたりされたのでしょう。
家族は影響し合う関係でもあります。大黒柱のお父さんの笑顔が見れなくなると、お母さんも気遣い、食事の時間自体も今までと違ってきます。

その方は、”楽しかった家族団欒の笑顔”が得られなくなったのです。そこから生まれたパターンは、”もっと笑顔を見たい”という想いから、その方は自分がおちゃらけたり、面白いことを言ってみたり、自分の全身を使って、楽しませようとしたそうです。そのパターンが人生の中で繰り返され、”相手を笑顔にさせる言葉かけ”や”最高の場づくり”ができる才能が磨かれたのです。彼女の研修やワークショップで受講者が気持ちよく前向きに取り組んでいく最高の場づくりをして、顧客からもリピートをいただいたり、同性にも心から愛され、「人生であなたに逢えて良かった」とまで言ってくれるファンが増えていっています。

このように欠乏感が起点となって人生の中で繰り返されるパターンが生まれ、才能を生み出す源泉になっています。

欠乏感というと人生の中でも”ネガティブな出来事”としてとらえていることだと思いますが、そのネガティブだと思っていたことがあったからこそ、これまでの人生で繰り返されるパターンとなって才能が磨かれ、今、才能を発揮して仕事が順調に行っている、良好な人間関係が築けている、ということがわかったらどうでしょう?

多くの方が、その過去の欠乏感に感謝の気持ちが湧いてきます。その欠乏感となる出来事が人生にあったからこそ、自分の中でこの能力が繰り返し、繰り返し、磨かれてきたんだ!と感謝ができるようになるのです。

才能は英語でいうと「gift」ギフトという贈り物なのです。

まとめ

才能とは、誰でも持っているものだということが理解いただけたでしょうか。
これまでの人生の中で繰り返し、繰り返し、磨かれてきている事実を自分の中で自覚できた時、これまでの点と点が線となってつながり、「あの時も!」「あの時のあれも!」と自分で自然にやってきたことが思い出されるでしょう。
自覚できた時、圧倒的に自分の中で繰り返してきたからこそ、「これは自分ならではの才能だ!」と確信が心を満たしてくれます。

ぜひ、あなたの人生の中でも繰り返されているパターンは何か?を意識的にみていってくださいね。

それでは、また。