■編集者に出会いにいこう

私たちの会社や、Jディスカヴァーでは、
定期的に、出版にまつわるセミナーを行っています。

セミナーの参加者の方のなかには、
「編集者という人に会いにきた」とか
「編集者はどういうことを考えているか知りたい」
などと、
編集者に希少動物的な価値を感じてくださっている方がいらっしゃいます。

日本には、現在、3000社強の出版社があり、
なので、少なくとも3000人、
一人出版社が多いとはいえ、
多くて1万人以上は編集者はいるのではないでしょうか。
さらに、独立して編集の仕事をしている人も多いので、
全部で3万人くらいいるのではないかと思います。

でも、どの業種もそうですが、
その人たちがいるようなところに行かなければ、会えません。

彼らはどこにいるのか……。

一般的なのは
「出版パーティー」。
もし、個人的に接触してみたいなら、
自分が感銘を受けた本の著者と編集者、
それぞれ別に手紙を書くという手はあります。

ハードルが低いのは、出版パーティーのほうかと思いますが、
いずれにしろ、
「編集者に会うにはどうしたらいいか」
と考え始めると、
パーティーに行くとか、出版セミナーに行くとか
いろいろなアイデアが浮かんでくると思います。

■恋してますか?

異性との出会いに例えるなら、
共学の場合、ある程度、免疫があると思います。

でも、男子校、女子校だった人、
あるいは、同性の兄弟しかいない人は、
卒業していきなり男女一緒の世界に入ると、
すべての人がカッコよく見える、
というのは、よく聞く話です。

恋は、自分の社会性を毀損しない程度に
どんどんするのがいいのではないかと思います。

私の知っている著者は、
若い頃は、
水商売のきれいな、でもお金目当ての女性に
ずいぶんお金を貢いで、借金だらけの生活だった、
と話します。

しかし、今は、
女性の外見の好みのタイプは変わっていないものの、
中身を見るようになった、
と言っていました。

やはり、恋を重ねていくと、成長するのだと思います。

編集者にもいろいろなタイプがいます。
一人の編集者だけを見て、
「これが編集者なのか」と思われると、
別の編集者は、おそらく10人中10人とも、
「それは、迷惑な話!」と言うはずです。

編集者というのは、
それぞれ個性的な魅力あふれる
尊敬すべき変人たちかと思います。

なので、なるべく多くの編集者に会っていただくと、
彼らの共通項が見えてくるかもしれません。

 

■編集者にいい恋をすると、いい本ができる

 

採用が決まるまでは、
編集者との出会いは「お見合い」です。
ちなみに、私は仲人役です。

先方も採用を決め、
この出版社、この担当編集者とやる、と
自分も心を決めたなら
ぜひ、その編集者といい恋をしてください。

正確に言うと
いい恋をするように本をつくってください。

本を書いているときには、
その一人の編集者に理解してもらえるように、
その編集者のためだけに本を書くようなつもりで、
原稿を書くといいと思います。

ときおり
この人とやっていけるかしら?
とか
何を考えているのかわからない、
と迷うこともあるかもしれません。

あるいは、
「わーすごい!  編集者ってすごい!
この人に何がなんでもついていこう!」
って、「恋は盲目」的になってしまうことも?

でも、恋愛って、
無我夢中で何も見えなくても、
逆に
疑心暗鬼でいつも疑っていても、
どちらもだめなんですよね。

ではどうするのがいいのか。

著者は、著者としての役割を果たし、
編集者にも、編集者の仕事をしてもらう。

相手を信じ、うまくコミュニケーションをとり、
一緒に本をつくっていく。

生みの苦しみはありますが、
クリエイティブな恋する時間です。

クリックのご協力お願いします!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分磨きへ
にほんブログ村